本末転倒になっていく話

ブログや本ってなんのために書くかっていうと、
やっぱり読んでもらいたいから書くわけで、
でも、ただ読んでもらいたいだけではなくて、
やっぱり書きたいから書くんだけど、
どうして書きたいのかっていうと、
やっぱり読んでもらいたいからであって、
でも、ただ、読んでもらいたいわけではなくって、
って、さんざん堂々巡りをしたあと、
ようやく気付く。

じゃあ、誰に読んでもらいたいんだろうって。

読んでもらいたい人を思い浮かべながら、
それでも書きたいことを書いて、
何故、その人に読んでもらいたいのかを考える。

そして気付く。

その人に伝えたいことがあるから書いている。
その人に伝えたいことを書いている。

でも、ふと思う。
では、わたしの書きたいことは、
その人に伝えたいことなのだろうか、

例えば、「ときのまにまに」
例えば、「紅蓮色の情熱」
例えば、先日書いたミミズの話、

それは伝えたいことなのか。

いや、違う。

読んでほしいのだ。
そして、そういう話を書きたいのだ。

そもそも、読んでもらいたいと思うのと、
伝えたいと思うこと自体が違うのだ。

書き手は、そのことに気づかなければ、
これはきっと、本末転倒な話になるだろう。

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